小林豊子きもの学院苫小牧本校は17日、「十二単(ひとえ)の着装と創作帯結び発表会」を苫小牧市民活動センターで開き、市民ら約130人が来場した。十二単は約1000年前に誕生したとされる公家の女性の正装。時代衣装を学ぶ3人が伝統の作法に従って、モデルに同学院所有の十二単の着付けを施した。
同学院苫小牧室蘭地区の曽我部豊鶴学院長は「平安の神殿は冬の寒さには厳しい造りで、自然と衣類で暖を取るようになった。着る枚数は12枚とは限らず、10枚、15枚、20枚と重ねていた」と解説。この日は10枚、約16キロの衣を身に着けた。
この他、音楽に合わせて留め袖を美しく着る「きつけ舞」や、ハマナスや白椿など花をモチーフに創作した多彩な帯結びの振り袖をファッションショー形式で次々と披露。来場者に着付け文化の魅力を届けた。
姉がモデルで出演し、家族と一緒に訪れた安平町立早来学園5年生の秋田菜々美さん(11)は「初めて十二単を見た。着物の色の重なりがとてもきれいだった」と感心していた。
















