苫小牧啓明中学校(荒川歩校長)は18日、1年生約95人を対象に、苫小牧市の課題と未来のまちづくりを考える「総合計画」の授業を体育館で行った。自身がまちづくりの主体者だと自覚を持ってもらうのが目的。市総合政策部が協力し、住所でグループに分かれて通学路や地域の問題を話し合った。
生徒たちは▽道路がガタガタ▽街灯が少なくて、犯罪や安全面が心配▽押しボタン式信号機が凍って押せない―などの課題を挙げた後、町が良くなるアイデアを出し合った。「地中にごみをためるシステムがあると、風でごみ箱が飛んだり、動物があさったりする心配も無く、町がきれいになる」「災害時に無料で飲料が飲める自動販売機を設置すると、多くの命が救えるのでは」など柔軟な発想も多く、市職員は驚きの表情を浮かべた。
同部政策推進課の大宮良課長は「これからの未来を担う若い世代の意見は貴重。暮らしやすい苫小牧を実現させる意識が芽生えてくれたら」と期待を寄せる。
司会を担当した佐々木芽さん(13)は「予算上、実現が難しいのは承知だが、声を上げ続けることは大切」と訴え、永澤萌音さん(13)は「今までは人ごとだと思っていたが、自分たちの問題と捉えて、よりよい苫小牧をつくりたいと感じた」と話した。
















