市議会 ICT化を推進 委員会のオンライン出席可能に 本会議は検討継続

市議会 ICT化を推進 委員会のオンライン出席可能に 本会議は検討継続
市議2人がオンライン参加を試した議会改革検討会=昨年12月

 苫小牧市議会が議会のICT(情報通信技術)化を推進している。昨年12月定例会で委員会条例と議会規則の一部を改正し、常任委員会や特別委員会のオンライン出席を可能にした。一方、本会議のオンライン出席はまだ認めておらず、引き続き検討を進める考えだ。

 苫小牧市議会はICT化により、議会機能の強化や広報広聴の充実につなげ、より市民に開かれた議会を目指している。昨年12月の条例など一部改正で、大規模な災害や感染症のまん延をはじめ、家族の看護や介護などで議員が委員会に出席できない場合、委員長が認めた時にオンライン参加を可能にした。

 昨年12月の議会改革検討会でオンライン参加を試行した。大会議室で検討会を開きつつ、議員2人が個室に移動してオンライン参加。参加した議員は「議員配布資料のデジタル化を進めるべき」「一般質問をオンラインで実施し、通告をメールで送信できるようにしてほしい」などと積極的に提案し、今後もより参加しやすい環境を整える。

 また、本会議のオンライン参加については、引き続き検討課題となっている。胆振管内では登別市議会が、本会議の一般質問でオンライン参加を可能にしており、苫小牧も議論を続行する構え。昨年2月に総務省がまとめた見解によると、本会議では採決や討論などを議場で行う必要があるが、一般質問は規則を定めればオンライン出席を可能としている。

 苫小牧市議会のICT化はこれまで、行政創革プランの実践項目でもあったタブレット端末の導入をはじめ、会議資料のペーパーレス化などを進めている。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る