苫小牧市内の少年野球チーム、北光ファイターズの福田叶夢、板橋奨真、泉野イーグルスの今井陽太が、第20回多賀グリーンカップ争奪学童軟式野球3年生大会(30、31両日、滋賀県多賀町)に出場する北海道選抜に選出された。全国の大舞台に向け3人は「優勝したい」と意気込んでいる。
塁間やバッテリー間の距離を短くするなど特別ルールが適用される3年生対象の一戦。関西を中心とした全国各地の単独、選抜選手で構成する32チームが出場する。北海道選抜は2018年以来、優勝から遠ざかっており、6年ぶりの栄冠を目指す。選手は道内の少年野球チームに所属する3年生100人ほどがセレクションを受け、36人が選出された。2チームに分かれて出場する。
3人は25日に市役所を訪れ、岩倉博文市長に大会出場を報告した。「2カ月間、一緒に練習してきたチームのみんなと力を合わせて頑張りたい」と力を込める外野手の今井。「緊張もあるが、声を出して力を出し切りたい」と話す。主に一塁手を担う福田は、ボールをしっかりミートして出塁することを目標に掲げる。「優勝に向けて、全力でプレーしたい」と闘志を燃やした。走塁を得意とする外野手の板橋は機動力でチームへの貢献を誓う。「野球の全てが楽しい」とほほえみ「大会に強い気持ちで臨み、てっぺんを取りたい」と語った。
報告を受けた岩倉市長は「活躍を期待している。頑張ってプレーをして」と激励した。














