苫小牧市樽前地区の魅力を写真で伝える「樽前アートフォトコンテスト2023」(実行委員会主催)は、市内外から作品171点が寄せられ、最高位の金賞に市内錦岡の小田嶋清幸さん(72)が撮影した「待合室」を選んだ。夕日をバッグにしたバスの待合室を写した1枚で、市ホームページで同作品を含む受賞作計16点を公開している。
同コンテストは2016年からほぼ隔年ペースで開催。樽前地区の自然や地理、歴史、風土などの魅力を写真を通して伝え、地域振興につなげる目的で、市まちづくり推進課が事務局を担っている。4回目となる今回は、昨年8月~今年1月に作品を募り、市内や札幌などから作品が集まった。
金賞に輝いた小田嶋さんの作品は、バス待合室の中で孫娘に立ってもらい、夕暮れの赤みを帯びた瞬間を収めた。審査員からは「都会とは異なる穏やかな空気感を表現したかったと思われる作者の心情が表れている」と評価された。
小田嶋さんは、同コンテストにすべて出品しているが、入選は今回が初めてで「力作がいっぱいある中で驚いている」と最高位に大喜び。作品について「人がいなくてもいい雰囲気のある場所だが、機会があれば人がいる場面を撮りたかった」と振り返り、「また、さまざまなコンテストに挑戦したい」と話していた。
市は24年度に受賞作品の展示会を予定。詳細は決まり次第、市ホームページなどで周知する。
















