「道庁」イノベ展開へ 人事異動と組織機構改正 道庁

「道庁」イノベ展開へ 人事異動と組織機構改正 道庁

 道は1日、2024年度の定期人事異動と組織機構改正を発表した。各振興局を含む本庁係長級以上の異動は前年度比275件減の2727件。本庁の部長級では13人中9人が交代し、大幅に顔触れを刷新した。組織改正で、さまざまな分野で「道庁イノベーション(革新)」に取り組む。

 特別職人事では土屋俊亮副知事(66)が退任し、後任に三橋剛総合政策部長(58)が起用された。

 女性の登用では、課長級以上は前年度比8人増の85人(部長級4人、次長級13人、課長級68人)となり、女性職員の割合は1・2ポイント増の10・5%と過去最高を更新。道の「特定事業主行動計画」に基づく数値目標の「10%」を初めて超えた。

 ただ、課長補佐級・係長級を加えた係長級以上の女性職員は前年度比3人減の1125人。割合は0・4ポイント増の17・5%と過去最高となったものの、行動計画の数値目標「20%」には届いていない。

 市町村との人事交流では、前年度に比べ2人増の97人を派遣する。

 組織機構改正は(1)安心して住み続けられる地域に(2)北海道の魅力を世界へ(3)道庁イノベーション―を柱に据えた。

 (1)は、全道的なヒグマやエゾシカ対策を強化するため環境生活部に「野生動物対策担当局長」を新設し、職員を増員して組織体制を強化する。総務部の海溝型地震対策室も増員。保健福祉部の子ども政策局の職員も増員し、子ども応援社会の実現に向けた各種施策を迅速に進める。

 (2)では「みどりの食料システム戦略室」を新設し、「食の安全・みどりの農業推進監」ポストを設置した。森林環境局を「森林海洋環境局」の改組し、新たに「森と海の未来づくり推進監」を配置。牛乳・乳製品の輸出拡大に向け、対象国別の戦略検討を行うため農政部の体制も強化する。国際交流とプロモーションの一体的な推進や外国人材の確保・定着を促進するため、関係部署を経済部から総合政策部に移管。新たに「グローバル戦略推進監」を置いた。

 (3)は、働き方改革や組織風土改革などをさらに推進するため、関係部局を集約し再編。「イノベーション推進局」を設置し、新たに部長級の「イノベーション推進監」も設けた。また、契約業務の一斉点検を行うため各部代表課を増員し、体制を強化する。

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