道庁も1日、新年度がスタートし、昨春再選された鈴木道政は2期目の折り返しへ向かう。全職員に向けて訓示を行った鈴木直道知事は「人口減少はもとより、デジタル化、脱炭素化など北海道を取り巻く環境は大きく変化している」と強調。道庁は「高い発想力、豊富な専門的知識そして経験、広いネットワークを持つ皆さんが働く道内最大級の組織」とし、「地域が直面する課題に総合的な視点でスピード感を持って対応してほしい」と呼び掛けた。
知事は「北海道の未来に向けた動きは確実に次のステージに歩みを進めている」と説明し、今夏に策定する新たな「北海道総合計画」(2024年度からおおむね10年間)で「北海道の力が日本、世界を変えていく、そして一人一人が豊かで安心して住み続けられる地域をつくるという『めざす姿』を示したい」と述べた。
また、知事は全職員に対し(1)分野横断的(2)前例にとらわれず課題解決に向けて果敢に挑戦(3)地域の声を反映する―の「三つの視点を意識して臨んでほしい」と求めた。
(1)については「役所組織は縦割りの弊害が指摘される。世界の潮流の課題に対応するには、分野横断的な視点で取り組まなければとても解決できる問題ではない」と指摘。(2)については「私たちが向き合っているのは、過去からの単純な延長ではなく、状況に応じた不断の改善、大胆な変革が必要な時代だ」と強調した。(3)については「地域への意識を一層高めてほしい。職員一人一人が現場主義を徹底してほしい」と語った。
4月1日付で623人の新たな職員が入庁したことにも触れ「心から歓迎したい。新たなメンバーと共に、新たな気持ちで新年度をスタートしたい」とし、「私も皆さんとしっかりと力を合わせ、北海道を前に進めていきたい」と力を込めた。
















