国連が定めた世界自閉症啓発デー(2日)にちなんだ障害への理解を広げるための活動が、苫小牧市や近郊でも展開されている。2日、公共施設などをシンボルカラーの青色でライトアップする世界共通の運動「ライト・イット・アップ・ブルー」が9カ所でスタート。市役所や市立中央図書館には、手作りのPRコーナーもお目見えした。
「啓発デー」は自閉症をはじめとする発達障害について理解の輪を広げ、誰もが幸せに暮らせる社会の実現を目指す世界的な運動。国内では2~8日を「発達障がい啓発週間」とし、ライトアップ運動「ライト・イット・アップ・ブルー」をはじめ、住民向けの講座や展示企画などを展開している。
苫小牧では発達障害の子どもの親などでつくる北海道自閉症協会苫小牧分会・あじさいの会(佐藤佳子会長)が2014年から毎年、市の協力を得てライトアップ運動を実施。今年は▽ネピアアイスアリーナ(若草町)▽正光寺(高砂町)▽市福祉ふれあいセンター(双葉町)▽苫小牧信用金庫本店(表町)▽ポート・オブ・トマコマイ=キラキラ公園モニュメント=(入船町)▽市道駅前本通▽緑ケ丘公園展望台(高丘)▽市民活動センター(若草町)▽法城寺(むかわ町)で行われている。9カ所での実施は過去最多となる。
このうち、初参加の市民活動センターでは外壁を青色のライトで照射するほか、1階ロビーにもLED(発光ダイオード)を設置。フロアを青色の光で包み、来館者に取り組みをPRしている。
ライトアップは日没から午後9時または10時まで。期間は法城寺が4月下旬、駅前本通は5月6日、その他は8日まで。
市役所1階には、あじさいの会が展示コーナーを開設。発達障害の特性や、当事者が生活の中で感じがちな困り事などを同会会員の手作りパネルやオリジナル漫画などで伝えている。
同会は「活動を重ねる中で、協力の輪が少しずつ広がっていることを実感している。ぜひ多くの市民に関心を寄せてもらえれば」と話している。
















