グランドホテルニュー王子食の新企画続々 商品リニューアルやコラボメニュー

ナナカマドのリニューアルで新たに販売を始めたサンタクリームやサンドイッチ

 苫小牧市表町のグランドホテルニュー王子は10日、新規事業を相次いでスタートさせた。ホテル直営ショップのナナカマドを、食の情報発信拠点とするべくリニューアルオープン。和洋中のオリジナル連携メニューの提供も開始し、第1弾として日本料理こぶしで同ホテルのフレンチシェフ早川智氏が監修した新メニュー「こぶしの和フレンチ膳」がお目見え。食の可能性を広げる提案に力を入れる。

 ナナカマドはホテルのオリジナル商品や土産品などの販売を販売し、主に同ホテルの利用客や宿泊客が買い物していたが、地元客により親しまれる店にしようと商品の大幅入れ替えに踏み切った。3月末で自社製造ショートケーキの販売を終えた一方、江別市で人気のスイーツ「サンタクリームのご馳走プリン」(496円)など新商品の取り扱いや、ホテルメードのサンドイッチ(500円)の投入を始めた。

 今後は毎月20日を「スペシャルワインデー」とし、ヨーロッパ産を中心とした厳選ワインと、お酒に合う総菜などを提案。さらに月2回程度「ホテルシェフ直伝アレンジメニュー」と銘打ち、冷凍総菜などに一手間加えてバリエーションを楽しむ実演販売も計画。500円でくじに挑戦できる「スピードガチャデー」を設定するなど、店を訪れる楽しさをアピールする。

   ◇

 レストランもフレンチ、和食、中華にシェフを擁するホテルの特性を生かし、ホテルオリジナルのコラボ料理を打ち出す。橋場昭三料飲支配人は「フレンチ、和食、中華それぞれの良さを、それぞれのレストランで研さんし、ホテルならではのコラボ料理に広げたい」と意欲。第1弾として早川シェフとこぶしがコラボし、フレンチ風の和食提供を始めた。

 天ぷらの盛り合わせや茶わん蒸し、旬の小鉢など定番和食のほか、道産カボチャのポタージュ、生ハムと雑穀キヌアのサラダなど洋を感じさせるメニューで、メインは肉か魚を選べる。ランチは価格が1970円と2500円の二つで内容を変え、ディナーはこの2500円メニューにデザート付きで3000円。

 コースではなく全ての料理を一度に運ぶお膳形式。好きな順番で食べることができ、ポタージュを天ぷらや茶わん蒸しのソースとして味わうなど、食べる人が自由に組み合わせられることも特徴で、早川シェフは「目でも楽しんでほしい」とアピール。「和食レストランで提供するため洋過ぎないことを意識した。変化球を楽しんでもらいたい。季節に合わせて食材や内容も変えていく」と話す。

 同ホテルは、16階のスカイレストラン&バー「グランビュー」で実施していた「スカイランチバイキング」の通常営業を7日に終えた。2004年から同ホテルで定着していたランチバイキングだが、今後は季節やイベントなどでスポット展開し、まずはゴールデンウイークに合わせて5月3~6日に実施する。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る