みこし会の苫小牧鳳凰睦が40年 恵比須と河童は30年 合同式典

みこし会の苫小牧鳳凰睦が40年 恵比須と河童は30年 合同式典
祝賀会で、各会の法被に身を包み三本締めをする参加者

 みこし会の「苫小牧鳳凰睦(ほうおうむつみ)」(脇田忠会長)が設立から40年、「勇払恵比須神輿(みこし)会」(佐藤武雄会長)と「沼ノ端神輿會河童」(砂川隆志会長)はそれぞれ30年の節目を迎え、20日、市内のホテルで合同式典と祝賀会が開催された。一致協力してみこし文化を守ってきた各団体は、節目を祝いながら固い結束を改めて確認した。

 鳳凰睦は1983年、脇田会長(67)と有志で設立。現在は30人余りで活動している。江戸前の担ぎ方を北海道に―と、東京のみこし団体の協力を得て伝承に励み、樽前山神社例大祭はもちろん、市外の祭りにもみこし担ぎに出向いてきた。毎年、東京・浅草の三社祭まで足を運ぶメンバーもいるという。

 2021年には、大きな屋根に細い胴が特徴の「江戸みこし」を新調し、同神社に奉納。いなせな風を地元にも吹かせようと汗を流す。

 「恵比須」は1994年に恵比須神社(勇払)、「河童」は93年に沼ノ端神社(沼ノ端中央)の各みこし渡御を盛り上げるために誕生。それぞれピーク時には数十人いた会員は高齢化などで10人を下回っているが、例大祭当日には他のみこし会から応援も駆け付け、威勢良く、にぎやかに地域を練り歩く。

 20日の祝賀会には道内外のみこし会約80団体の代表らをはじめ、各神社の宮司や支援者約190人が集まった。会場には鳳凰睦が奉納した江戸みこしを展示。勇払千人隊御会所太鼓の太鼓演奏や津軽三味線奏者のライブが花を添えた。

 恵比須の4代目、佐藤会長(75)は「みこしを見て喜んでくれる人たちがいて、担ぐ側は力をもらっている」と強調。河童4代目の砂川会長(68)は「30代の頃から担いできた。みこしを通じ、たくさんの大切な出会いがあった」としみじみ語った。

 脇田会長は市民らの支えに感謝し、地元のみこし文化継承へ「動けるうちはやるしかない」と力強く述べた。

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