3月輸出入総額1275億円 2カ月ぶり前年上回る 苫小牧港

3月輸出入総額1275億円 2カ月ぶり前年上回る 苫小牧港

 函館税関苫小牧税関支署がまとめた苫小牧港の貿易概況によると、3月の輸出入総額は前年同月比10・5%増の1275億4200万円で、2カ月ぶりに前年実績を上回った。輸出から輸入を差し引いた貿易収支は893億4400万円の赤字で、同支署は加速する円安について「来月以降に影響が出てくる可能性がある」と見通す。

 輸出は30・4%増の190億9900万円で、5カ月連続のプラス。輸送用機器は2・2倍の90億3700万円で、自動車生産が好調な米国向けの自動車部品が伸びた。魚介類・同調製品は56・6%減の20億3500万円。中国向けは日本産水産物の輸入停止により全減したが、米国向けの冷凍ホタテなどは好調だった。

 輸入は7・6%増の1084億4300万円で、6カ月ぶりのプラス。総額の5割超を占める原油・粗油は船繰りの関係で47・7%増の614億2000万円を計上。トウモロコシは10・6%増の35億6600万円で、前年不作だった米国産が大幅に増加した。価格が下落傾向の石炭は数量は約1・5倍に増えたが、28%減の88億700万円だった。

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