道産食品輸出額20%減 中国禁輸措置響く 23年は788億円

道産食品輸出額20%減 中国禁輸措置響く 23年は788億円

 道は、2023年(1~12月)の道産食品の輸出額が788億1000万円だったと発表した。過去最高だった前年(989億3000万円)から20.3%(201億2000万円)減少した。中国による日本産水産物の全面禁輸措置が大きく影響した。

 道内港から直接輸出した額で、道外港を経由した分は含まれていない。

 内訳は水産物・水産加工食品が前年比23.9%減の633億8000万円。主力のホタテは442億4000万円で、前年の28.4%減と大きく低迷。大きな割合を占める中国向けの輸出が大幅に減少する一方、米国などで輸出額が増加するなど、中国から輸出先を振り替える動きも見られた。ナマコも14.6%減の67億7000万円にとどまった。

 その他加工食品は、前年比6.7%増の99億9000万円となった。健康志向の高まりや日本食ブームで、水・清涼飲料水が106.7%増の17億5000万円。一部、中国向けの輸出がキャンセルになる影響が出た菓子類は、9.0%減の41億9000万円だった。

 農畜産物・農畜産加工品は前年比13.2%減の54億4000万円となった。作柄が良く、価格にも恵まれたナガイモが37.0%増の17億円。日本食ブームや米国や欧州の不作による代替需要の取り込みで、米も14.6%増の10億3000万円に。道内港で行われていた国内在庫低減に向けた脱脂粉乳の輸出が、主に道外港から行われたことにより、ミルク・クリームは40.9%減の8億7000万円にとどまった。

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