苫小牧市は、2024年10月、25年4月に採用する職員の募集に合わせ、社会人の部で「移住・定住促進枠」を導入する。市外居住者を対象にした市独自の取り組みで、市行政監理室は「道内でも聞いたことがない」という珍しい試み。併せて大卒、短大卒各部の受験資格も従来29歳を34歳まで引き上げる。5月10日まで受験者を募り、幅広い人材の確保につなげる。
社会人の部の移住・定住促進枠は、事務職、技術職(土木・建築)いずれも1965年4月2日以降生まれ。直近7年間で5年以上民間企業などで職務経験がある市外居住者が対象。採用後、市内に定住の意向があることを前提とする。若干名を募集する。
市の社会人枠はこれまで、技術職に限って採用しており、事務職は29歳以下限定だった。事務職は移住・定住促進枠により、採用年齢を30歳引き上げる計算となる。市は人口減少対策で移住促進施策を展開する中、「採用に関しても何かできないか」と促進枠導入を決めた。
また、大卒、短大卒の各部も対象年齢を引き上げ、90年4月2日以降生まれで大学・短大を卒業(卒業見込みも含む)していることを条件とした。受験時の居住地は問わない。事務職計15人程度、技術職(土木・建築)計3人程度の採用を予定。同室は「事務職に関しては裾野が広がるのでは」と期待する。
このほか、障害者の部で事務職、免許・資格職の部で保育士、保健師をいずれも若干名を募る。
5月10日午後5時15分まで、市の公式ホームページから電子申請で申し込む。1次試験は6月1~22日に全国のテストセンター、同22日に苫小牧市民会館で行う。
問い合わせは、市行政監理室 電話0144(32)6182。
















