苫小牧市は24日、いったん捨てられ、JFEリサイクルプラザ苫小牧で修繕したリサイクル自転車2台を苫小牧観光協会に寄贈した。市の環境キャンペーン「ゼロカーボン×ゼロごみ大作戦」の一環。同会のレンタサイクル事業に利用してもらうことで脱炭素に向けた活動をアピールする。
レンタサイクル事業は毎年4~11月の期間、JR苫小牧駅前の同会で1日500円で観光客らに貸し出す。寄贈された2台を加え、25日から8台で運用される。
同事業は2005年にスタート。過去10年間の利用実績は、19年まで年400~500人台で推移し、コロナ禍で300人台に落ち込んだものの、22年は853人、23年は734人と伸びている。道外からの観光客の利用が全体の7割を占め、同会の寛那見太樹事務局次長は「利用が集中して台数が足りなくなる日もあり、寄贈はありがたい。脱炭素のPRにも協力したい」と意欲を見せる。
市ゼロカーボン推進室は自転車に「みんなで実現!ゼロカーボンのまち」と記したステッカーの掲示も依頼。同室の桜井理博室長は、乗用車の二酸化炭素(CO2)排出量が走行距離1キロ当たり約150グラムなのに対し、「自転車は排出ゼロ。脱炭素社会の実現に向け、関心を持ってほしい」と呼び掛けている。
















