苫小牧市豊川コミュニティセンターで24日、最後の老人定例催しもの会が開かれた。市内西地区の老人クラブなどでつくる実行委員会が1981年から続けてきたが、会員や参加者の減少で廃止を決断し、40年以上の歴史に幕を下ろした。同日の最終回には観客約60人が集まり、出演者は張り切って歌や踊り、楽器演奏を披露した。
有珠の沢緑心会、日新草笛、桜木同心の三つの老人クラブと同コミセンで活動するサークル団体から約30人が出演。演歌や民謡で自慢の歌声を響かせたほか、舞踊や琴の演奏など18演目で会場を盛り上げた。
舞踊「壺坂情話」を披露した有珠の沢緑心会の村田ヤエ子さん(86)は「緊張したが、うまく踊れたので良かった」とほっとした様子。桜木同心の会員も「百まで丈夫も夢じゃない」と「百歳音頭」を元気に歌い上げ、最後は同コミセンのハーモニカ同好会の演奏で締めくくった。
催しもの会は老人クラブ会員の親睦と交流を目的に、年10回開催してきた。例年延べ20~30組の出演があり、観客は多い時で250人を数えた。コロナ禍の20~22年は一時休止し、23年3月に復活したが、同年は4回の開催にとどまった。今年は同日が初めての開催で、第383回で終止符を打った。
西川勇一実行委員長(80)は「実行委で継続を検討したが、難しいと判断した。400回を目指したかったが、やむを得ない」と残念そうに語った。
















