再整備で立ち入り制限 樽前山7合目駐車場と観光道線

再整備で立ち入り制限 樽前山7合目駐車場と観光道線
来春まで閉鎖される市道樽前山観光道線

 樽前山(1041メートル)の登山道「東山コース」の再整備工事を控え、胆振総合振興局は26日、5月1日から同コースの工事区間に加え、苫小牧市の協力を得て7合目のヒュッテ駐車場と市道「樽前山観光道線」への立ち入りも制限すると発表した。安全確保や環境保全が目的。工事に伴う規制は11月末ごろまでの見通しだが引き続き市道が冬期間閉鎖に入るため、来春まで登山自粛も促す考えだ。

 東山コースは、7合目から頂上まで延長約1500メートル。丸太を使った階段やロープの防護柵などが設けられているが長年の雨風などで劣化している。このため、道が2023年度から2カ年で初の改修工事に着手。24年度は木製ベンチや階段用の丸太の更新作業が本格化し、7合目駐車場には工事車両が出入りし、資材も保管される。

 道は工事期間中の東山コースへの立ち入り規制を決定。環境省や北海道森林管理局、苫小牧市、地元山岳会の各代表者と協議し、登山自粛を促すことでも一致した。

 市道樽前山観光道線は例年、冬期間の通行規制を経て例年5月下旬に開通するが、市は年度内の規制を継続。同駐車場には東山ゲート外からの登山者の立ち入りも認めず、同市道と道道樽前錦岡線が接する5合目ゲート付近に車を止めての登山も自粛するよう求めていく。

 市は公式ホームページや5合目ゲートへの掲示物で、通行止めを周知。市観光振興課の三橋大輔課長は「登山道を良くするための工事なので、(登山自粛を)理解してほしい。来シーズンは観光資源として樽前山をPRしたい」としている。

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