メーデーの1日、札幌市内では連合北海道系と道労連系の二つのメーデー大会が開かれた。主催者発表で約4200人が参加。連合系には立憲民主党の泉健太代表も来道して出席。両大会とも市内中心部をデモ行進し、春の青空の下、労働者の祭典を祝った。
連合系は、中央区の大通公園西8丁目広場で「第95回全道メーデー大会」を開催。「連帯の力で、平和と人権を守り、誰もが安心して暮らせる新たなステージへ!」をメインスローガンに掲げ、150団体から約3000人が参加した。
連合北海道の須間等会長は2024年春闘について触れ「4月18日時点のまとめで、定期昇給込みで4・68%の賃金引き上げ、300人未満の職場も4・77%となっている」と説明。続けて「妥結した組合は全体の6割程度。中小企業の組合はこれからがヤマ場となる」と指摘し、物価上昇に負けない賃上げの必要性を訴えた。
また、4月28日に投開票された衆院補欠選挙で3選挙区とも立憲民主党が勝利したことについて「裏金問題による政治不信を招いた自民党政権に対する厳しい不満の表れ」と総括。今後の解散・総選挙に向け「連合は現在の与党に代わって働く者、生活者の立場で政権を担い得る政治勢力をつくり直す必要がある」と強調し、引き続き支援する立憲と国民民主党の「一つの大きな塊(かたまり)を目指していく」と述べた。
来賓の三橋剛副知事と秋元克広札幌市長らが祝辞を述べたほか、立憲の泉代表も駆け付けて補選3勝について触れ、「まだ通過点。しっかり気を引き締めて、政治改革を貫徹していく」との姿勢を示した。
あらゆるハラスメントを根絶し、誰もが生き生きと働き続けられる社会の実現など30項目のサブスローガンを採択。特別決議案「平和と軍縮運動を推進する」も拍手で承認した。
大会終了後は市内中心部をデモ行進。「連帯の力で平和と人権を守ろう」とシュプレヒコールを上げた。
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一方、道労連系の第95回メーデー北海道集会は、中央区の中島公園で40団体、約1200人が参加して開催された。イスラエルによるパレスチナでの虐殺が一日も早く終わることを願い、パレスチナ医療奉仕団などが「ライフ&ピース」スピーチを展開。集会終了後、大通公園までデモ行進した。



















