苫小牧市内は5月に入り、連日春の陽気に包まれ、各所でサクラが見頃を迎えている。開花状況は、五分咲きから満開までさまざま。家族連れらが、記念撮影を楽しむ光景が広がっている。
エゾヤマザクラやヤエザクラなど約2000本の並木道がある清水町の緑ケ丘公園。2010年から園内で標本木を定め、気象庁と同一基準で独自に観測している日本気象協会北海道支社によると、今年は4月29日に開花し、満開は前年と同じ5月1日だった。同公園の管理スタッフは「例年、満開から5日ぐらいが見頃」と話す。
同日以降、淡いピンク色に染まった園内を散策する人たちで連日にぎわいを見せており、拓勇東町から訪れた会社員中島康太さん(28)は「今年はタイミングがよかった」と喜び、桜の枝近くまで抱え上げられた生後11カ月の長女沙菜ちゃんも満面の笑み。妻の良菜さん(29)は「昨年も来たが娘はまだおなかの中だった。みんなできれいなサクラを見られてうれしい」とスマートフォンで熱心に記念撮影していた。
松風町の照念寺敷地内や末広町の市立中央図書館前、高丘の樽前山神社境内などのエゾヤマザクラなども見頃で、市民などの目を楽しませている。
本道上空が暖かい空気に覆われた3日の苫小牧の最高気温は21・8度(午後0時49分)で、今季初の20度台を観測。平年より9・3度高く、7月下旬並みの陽気となった。



















