商用車オークション大手の荒井商事(神奈川県、荒井亮三社長)は11日、商用バンやトラックなどを収容する「アライオークション苫小牧ヤード」を苫小牧市一本松町に開設する。同社にとって初の道内常設拠点で、本道物流の要である苫小牧港への近さから進出を決めた。同社は「苫小牧は立地的に海外輸出もしやすい。順次取り扱い商材を増やしていけたら」と話している。
ヤードは約1万3000平方メートルで、大型トラック最大約100台を収容できる。車両を検査する事務所も構え、従業員が常駐する予定だ。総事業費は非公表。4月22日から車両の搬入を始め、常設開催に向けて備えている。当初は毎週、乗用・商用バン、トラック、トレーラーなど約50台の出品から始める。オークション自体は栃木県など道外の7会場で行い、道内からはオンラインでの参加となる。
同社が運営するアライオークションは、道内ではこれまで四輪オークションで、ヤードコーナーをスポット実施してきた。今月11日のバントラオークションから苫小牧ヤードを開設し、同社は「北海道の会員の皆さまがより利用しやすくなる運営を行いたい」と強調。今後に向けて「苫小牧であればフェリーも利用しやすい。国内だけでなく海外向けも考え、活発な取引をしていきたい」と話している。
同社は中古事業者らを対象にしたオークション事業などを展開。会員企業は3万5000社超、流通台数は週8000台以上で、中古車流通に貢献している。
















