共同訓練の監視強化を 軍港化阻止実行委が市に要請書

共同訓練の監視強化を 軍港化阻止実行委が市に要請書
要請書を手渡す横山委員長(右)

 苫小牧市の市民活動団体、苫小牧港の軍港化阻止実行委員会(横山傑実行委員長)などは9日、12~13日に苫小牧港寄港を計画している在日米軍のミサイル駆逐艦「ラファエル・ペラルタ」や、19~20日に航空自衛隊千歳基地(千歳市)とその周辺空域で行われる空自とドイツ、スペイン両空軍の共同訓練などに対し、市民の安全を守る観点から懸念を伝える要請書を苫小牧市に提出した。

 要請書では、市が道内で唯一の非核平和都市条例を制定していることを踏まえて「市長が苫小牧港の軍事利用は望ましくないと表明すること」を要望したほか、▽外国軍機の苫小牧市上空の飛行予定を市民に公表▽事故や騒音被害の発生時は直ちに市民に公表―など計5点を求めた。

 横山委員長ら関係者9人が市役所を訪れ、木村淳副市長に要請書を手渡した。横山委員長は共同訓練について「騒音を含めて監視体制を強めて」と要望。米艦船に対しても「頻繁な軍艦の入港は好ましくない」と訴え、有事の際に攻撃目標とされる懸念を伝えた。

 木村副市長は「道防衛局や第2航空団に対し、市街地上空の飛行について(避けるよう)これまで同様に強く申し入れをした」「米艦船は核兵器搭載の有無や岸壁の空きをもって総合的に判断する」と答えた。

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