野外音楽フェスティバル「活性の火24」(実行委員会主催)が8月31日、9月1日の両日、苫小牧市中心部で開かれる。10回目の今年も入場無料で、出演者数は昨年の67組から、約80組まで増える見込み。ライブ文化を幅広い世代に届けつつ、まちなかのにぎわい創出につなげたい考えだ。
出演者には群馬県で県内最大規模の音楽フェスを手掛けるロックバンド「G―FREAK FACTORY」やSNSで人気のラッパーSHO、常連の「ザ50回転ズ」など道内外で活躍するバンドが名を連ねる。地元からもロックバンド「NOT WONK」や、昨年、急な大雨でトリのステージに立てなかったスカパンクバンド「FREE KICK」などが登場する。
主会場の中央公園(若草町)と、アカシア公園(王子町)、ライブハウスELLCUBE(同)の駅前会場に計5ステージを開設。中央公園内は昨年より1ステージ増やし、約20店から成る飲食スペース「活性の胃」もお目見えする。
運営費は今回も市の助成金や企業協賛、寄付金などで工面。今年は企業協賛が30~40社増え、150社に達する見込みで、杉村原生実行委員長は「活性の火の認知度が高まり、新たに声を掛けてもらえたケースもある」と喜ぶ。
2014年に始まったフェスはコロナ禍の21年に1度中止しており、今年で10回目。昨年は2日間で延べ約1万8000人(実行委発表)が来場した。
中心市街地の活性化を目指し、ポスターには19年からJR苫小牧駅前で廃墟化する旧エガオビルの写真をデザインしてきたが今回はビル周辺の再開発が進むことへの期待を込め、1970年代の同ビル建設中の写真を使用したという。
10日、杉村実行委員長ら実行委メンバー3人が市役所を訪問。14年の初回から市長が初日に開会宣言するのが恒例となっており、杉村実行委員長は「市と連携しながら進めたいとの思いがあり、今年も岩倉(博文)市長にお願いしたい」と依頼。治療のため入院中の岩倉市長に替わって応対した山本俊介副市長は「市長の出席が難しくても、どちらかの副市長で対応したい」と述べた。
今月下旬から、クラウドファンディング(CF)で資金を募る予定。杉村実行委員長は「中学生の頃、活性の火を楽しんだ市民が社会人になり、運営側に回ってくれた人たちもいる。長く続けられるよう、次世代にどうつなぐかも考えていきたい」と話している。
















