三つの時代が交錯 27、28日に劇団C.A.W公演

三つの時代が交錯 27、28日に劇団C.A.W公演
稽古に熱が入る団員ら

 演劇及び文化創造集団C.A.W(鈴木英之代表)の第24回公演が27、28の両日、苫小牧市錦岡の苫小牧演劇堂で行われる。鈴木代表の脚本で「僕らが育ったあの頃は、もっと騒がしかった。」を上演する。

 両日とも午後2時と同7時の2回、上映時間は60分。令和、平成、昭和の時代が交錯する劇中劇。現代の劇団が1990年代の物語を演じ、稽古の中で作品を作り上げていくコメディー。古き良き時代のエッセンスを盛り込んだ。

 ステージ上のセットは、あえてパイプいす2脚のみ。鈴木代表は「舞台にほとんどセットを使わない作品は過去に例がない」といい、照明と音響効果のみで役者の演技力を生かす演出に初めて挑戦する。

 今年4月に公演を企画し、5月末から本格的な稽古をスタート。本番を間近に控え、団員らの演技にも熱が入る。18日夜は20~50代の団員が同演劇堂で通し稽古の真っ最中。演劇歴10年のベテラン団員で、澄川町の高校教諭渡辺幸輝さん(55)は「演じる役は実年齢に近く、学生時代の自分と重なる。同年代に共感が得られる演技を見せたい」と話す。

 鈴木代表は「昔はスマホもなくコミュニケーションは不便だったが、その煩わしさが人の関係性を強めていた」と語り、観客が30年以上前の日常を思い起こしながら楽しめる舞台を目指す。

 前売り券は1800円(当日2000円)で高校生以下は1000円。申し込み、問い合わせはカウ事務局 携帯電話080(2867)8278またはメールcawmail2016@mx32.tiki.ne.jp。

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