苫小牧市を拠点に活動する歌手立花美樹さんが、道認定の「北海道観光大使」に就任した。歌の道に進んで半世紀以上過ぎた今も精力的に各地のステージに立ち、演歌のオリジナル曲などを披露。秋には台湾での活動も計画しており、立花さんは「初心に返り、皆さんに喜んでもらえる歌を通して北海道の良さを伝えていきたい」と意気込む。
立花さんは三笠市出身で、16歳の時に津軽民謡の大家、三代目津軽家すわ子・千葉勝友夫妻の内弟子となり、本格的に歌の道へ進んだ。1982年に「津軽あいや節」「リンゴ節」(フォークレコード)を発表し、民謡歌手として活動後、84年には演歌歌手としてもデビューした。
「ゆのみの女(ひと)」「苫小牧セレナーデ」など、苫小牧ゆかりのオリジナル曲も持つ立花さん。道内各地のイベントや祭り会場などで円熟の歌唱力を披露してきた。
2021年には、歌人生55年の節目として初の作詞曲も発表。長く歌手生活を重ねる中で出会った全国の歌仲間とのネットワークは広く、フェイスブックやインスタグラムなどのSNSを使った情報発信にも力を注いできた。
そんな立花さんに本道の魅力発信に力を発揮してもらおう―と、道は市の推薦を受け、6月5日付で立花さんを北海道観光大使に任命。立花さんは「道内で今まで行ったことがない地域はない」と胸を張る。
今後も道内各地での活動が予定されており、9月には台湾で道内のNPO法人が主催する歌謡曲ファンの交流会にゲストとして出演する。
「各地域のすてきな所やおいしいものを自ら体験し、それを道外や国外でのステージでアピールしていければ」と語る。
同大使は市町村の推薦を経て認定され、道によるとこれまでに35個人・団体を認定。苫小牧市推薦は昨年の栗原ちあきさん続き、2人目となる。
















