苫小牧市美術博物館は10日、開催中の特別展「九谷赤絵の極致―宮本屋窯と飯田屋八郎右衛門の世界」のギャラリーツアーを行った。同館の立石絵梨子主任学芸員が展示品の解説を行い、来場者は九谷焼の魅力について理解を深めた。
立石学芸員は同展にそろった222点の名品について「200年も前の物だが使われた形跡がなく、大切な宝物として受け継がれてきた」と説明。7月末には現役の九谷焼作家福島武山さんを招き、使う道具や描く際の苦労などを聞いたことも紹介した。
市内美園町の松岡まゆみさん(54)は「5回目の鑑賞だが、話を聞いて、とても手間がかかっている作品だと改めて感じた。これだけ集める苦労も知れた」と感心していた。
24日午後6時からは、同展を監修した東京国立博物館の今井敦特任研究員の講演会が開かれる。聴講無料だが、申し込みが必要。定員60人。申し込み、問い合わせは同館 電話0144(35)2550。
















