苫小牧工業高等専門学校の学生7人を中心とする市民団体「苫小牧やさしいまちを作る会」(小山征三会長)は10月13日、北洋大学を会場に、着ぐるみ姿で軽スポーツを楽しむイベントを計画している。地域で暮らす人々が国籍や年齢、性別を超えて交流することで、災害時にも誰一人取り残されないまちづくりを目指す。現在、出場者を募集している。
恐竜の着ぐるみを着たスポーツイベント「ティラノサウルスレース」は同日午後1時スタート。「オスの部」「メスの部」「幼獣の部」の3部門で徒競走やリレーなどの競技を展開し、外国人を交えた地域のコミュニティーづくりを進める。学生らは内容の詳細を詰めるとともに、PR活動にも注力。日本語に加え、ネパールやベトナムの言語で書いたポスターを制作し、市内各所に掲示した。
イベントは、2021~23年度に同校の5年生が取り組んだ卒業研究がきっかけ。学生らは苫小牧でも外国人技能実習生が増えていることに着目し、外国出身者向けの防災教育プログラムを考案。23年8月には研究の一環としてティラノサウルスレースを開催し、平時から日本人と外国出身者が相互理解を深める場づくりの大切さを確認した。
研究は3年間で一区切りとなったが、取り組みを継続しよう―と考えた学生有志が同会を設立。4年生1人、5年生6人に担当教員、大学関係者らも加わり、今夏から活動を本格化させた。
今月2日には、ときわ町内会が公園で行うラジオ体操に、同会の齋藤蓮さん(電気電子系5年)、秋村羽菜さん(応用化学・生物系同)、本間恭輔さん(電気電子系同)がティラノサウルスの着ぐるみ姿で参加。子どもたちは大喜びで、イベントのチラシを受け取った。
秋村さんは「市内にもいろいろな国の人が住んでいる。地域でつながり、大変なときに協力し合うためにも、日ごろの交流が重要」と語り、多くの参加を呼び掛けている。
定員は80人(申し込み順)で、参加費1500円(小学生以下無料)。参加者は全身を覆うティラノサウルスの着ぐるみを持参する。申し込み、問い合わせは同会ホームページ(https://sites.google.com/view/yasasiimachi/home)。
















