79回目の終戦記念日を迎えた15日、苫小牧市主催の平和祈念式典が市民会館大ホールで行われた。戦没者の遺族や市民ら150人余りが参列。戦禍で犠牲となった人々を悼み、悲劇を二度と繰り返さないことを誓った。
79年前に昭和天皇がラジオ放送で日本の降伏を国民に告げた玉音放送時刻の正午に合わせ、参列者全員で黙とうをささげた。山本俊介副市長は苫小牧の戦没者631柱を弔う祭壇に向かい、岩倉博文市長の式辞を代読して「今の平和や豊かさは戦没者の重い犠牲に築き上げられたことを忘れず、今を生きる者の責務として、恒久の平和に向けて努力を重ねていく」と述べた。
市遺族会の三海幸彦会長が戦没者追悼の辞。今もウクライナやパレスチナなど世界各地で武力による争いが繰り返されている一方、国内では戦争の記憶の風化により平和の尊さが忘れられつつある現状を危惧した上、「二度と私たちのような遺族を出してはならないという原点を忘れず、戦争の悲惨さを次世代に語り継いでいく」と決意を示した。
















