むかわ町は22日、自動車部品製造などを手掛けるプレス工業(本社川崎市、清水勇生社長)と包括連携協定を締結した。成田忠則副町長と同社の内田一城執行役員が同日、町産業会館で協定書を交換し、▽森林保全▽生涯スポーツ(陸上競技など)の推進▽地域防災と安全・安心なまちづくり―の3分野で連携することを確認した。
町と同社によると、同社の陸上競技部は18年前から、8~9月の合宿を町内で行い、ニューイヤー駅伝など各種大会に出場している。2018年9月の胆振東部地震の際は義援金、コロナ禍にはマスクがそれぞれ同社から贈られ、23年から協定締結に向けた準備を進めていた。同社が自治体と包括連携協定を締結するのは初めて。
成田副町長は「胆振東部地震からの復興、創生に向け連携を強化したい」と意欲を示し、内田執行役員は「25年に創立100周年を迎える。地域貢献活動として、微力ながら参画させていただきたい」と述べた。

















