市民説明会 経済効果18兆超え 関連企業立地30社に

市民説明会 経済効果18兆超え 関連企業立地30社に
大勢の市民が参加した次世代半導体プロジェクト説明会

 千歳市主催の「次世代半導体プロジェクト」の市民向け説明会が22日、千歳市北栄の北ガス文化ホールで開かれた。ラピダス(東京)の清水敦男代表取締役専務執行役員ら関係者4人が講演した。

 清水専務は「半導体への新規参入は今がベストタイミング。IBM(米国)の協力を得て、最先端ロジック設計から先端パッケージング開発までスピード感をもって取り組む」と語った。有害な有機フッ素化合物(PFAS)については「規制物質は半導体の生産材料に使用しない。環境規制に準拠した材料を使い製造する」とし、排水は「敷地内の浄化設備で処理した後、千歳市の下水処理場に送る」と述べた。

 経済産業省商務情報政策局情報産業課の清水英路デバイス・半導体戦略室長は、日本の半導体産業復活に向けてラピダスのプロジェクトは重要とし、「国としても量産化の成功まで支援する」と強調。「23年度から14年間累計でのラピダスによる経済波及効果は18.8兆円と試算されている」と語った。

 千歳市の森周一次世代半導体拠点推進室長は市内の企業の立地について「関連企業約30社のオフィスが進出する」と述べた。

 昨年9月の工場着工から間もなく1年。来春にはパイロットラインの稼働を控える中、説明会には市民や市内外の事業者ら340人が参加した。開催は昨年5月以来2度目。

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