新施設に膨らむ期待 市民文化ホール現場見学会 AR、VR活用

新施設に膨らむ期待 市民文化ホール現場見学会 AR、VR活用
VRも活用しながら建設現場を見て回る参加者

 2026年3月のオープン予定に向けて建設工事が進んでいる苫小牧市の複合型施設「苫小牧市民文化ホール」(旭町)の現場見学会が23、24両日、市民向けに初開催された。2日間で定員いっぱいの約160人が参加。作業現場をAR(拡張現実)、VR(仮想現実)で投影した映像と照らし合わせながら見て回り、新施設誕生のイメージや期待を膨らませた。

 同ホールの建設・管理運営を担う特別目的会社「氷都とまこまいパートナーズ」が主催。市民の期待と関心を高める狙いで、両日の午前と午後に計4回企画。定員は各回40人、計160人程度で募集したところ、300人以上の応募があった。23日は午前、午後それぞれ37人が参加した。

 参加者は市民会館で工事の進捗(しんちょく)状況などの説明を聞いた後、3グループに分かれて建設現場に。資材をつり上げる大型クレーンのデモンストレーションや1階フロア部分の鉄筋・型枠工事の様子を見学。ゴーグルやタブレット端末を使って、VRで映る完成後の建物と建設現場を見比べた。

 夫婦で訪れた若草町の坂本直司さん(65)は「VRなどを使って骨組みだけではなく、完成した建物もイメージできて今後の楽しみが増した」と期待に胸を膨らませ、澄川小5年の小澤良祐君(11)は「間近で迫力があったし、(VRやARで)リアルに再現されていた。オープンする時に体験型のイベントがあったらいいな」と笑顔を見せた。

 工事関係者などによると、同ホール工事の進捗(しんちょく)率は7月末現在、約23%でおおむね順調。11月までに建物の主要構造部となる骨組みが完成する見通し。氷都とまこまいパートナーズは「工事の進行を見て、来年も見学会の実施を調整したい」と話す。9月23日には市文化会館でプレイベントも計画している。

 同ホールは昨年10月末に着工。一部4階建て鉄骨鉄筋コンクリート造り、延べ床面積約1万2400平方メートル。市民会館と文化会館、労働福祉センターなどの機能を統合し、1階にホールA(約1200席)とホールB(約400席)を、2階に美術室やダンス練習室、音楽スタジオ、和室を、3階に屋上デッキ、展望デッキなどを設ける。

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