23年の宿泊者3963万人 コロナ禍前上回る 過去最多を更新 円安で外国人大幅増 北海道運輸局

23年の宿泊者3963万人 コロナ禍前上回る 過去最多を更新 円安で外国人大幅増 北海道運輸局

 北海道運輸局は、「北海道における宿泊旅行統計調査」結果を発表した。2023年の道内の延べ宿泊者数(確定値)は前年比35.9%増の3963万人となり、過去最多だった新型コロナウイルス感染拡大前の19年(3698万人)を7.2%上回った。コロナ禍による旅行需要抑制の反動や、国の全国旅行支援が後押ししたほか、円安を追い風に外国人宿泊者が大きく伸びたことが全体の観光客の増加につながった。

 延べ宿泊者数は都道県別で、東京都(9945万人)、大阪府(5070万人)に次いで北海道は3位。沖縄県(3283万人、4位)や京都府(3213万人、5位)を上回った。

 道内の外国人の延べ宿泊者数は713万人となり、前年の8.32倍と大幅に増加した。ただ、コロナ禍前の19年比では19.0%減と8割の回復にとどまった。外国人観光客が三大都市圏への集中傾向にあることが要因の一つ。さらに中国本土と道内を結ぶ直行便の運航再開が遅れるなど、道内空港での国際定期便が19年当時に比べ45.4%減少していることが影響している。

 都道県別では、東京都の4364万人、大阪府1876万人、京都府1213万人に次いで北海道は4位となっている。

 道内の外国人の延べ宿泊者数の国・地域別では、韓国が149万人でトップとなり、全体の約4分の1を占めた。これに台湾(135万人)、香港(60万人)が続いた。アジア圏では19年と比べ、韓国、シンガポール(5位、40万人)が大きく伸びている。円安ドル高も影響し、19年に比べアメリカ(7位、25万人)も大きく増加している。

 また、24年1~3月期の道内の延べ宿泊者数は前年同期比5.2%増の928万人となった。コロナ禍前の19年と比べ0.02%増で推移。外国人延べ宿泊者数も前年同期比53.1%増の287万人。今年も過去最多を更新する可能性が高まっている。

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