赤絵の魅力を解説 東京国立博物館 今井特任研究員

赤絵の魅力を解説 東京国立博物館 今井特任研究員
九谷焼の魅力を解説する今井特任研究員

 東京国立博物館の今井敦特任研究員は24日、苫小牧市美術博物館で「東アジアにおける宮本屋窯の赤絵の位置」と題して講演し、約40人が耳を傾けた。今井氏は25日までの特別展「九谷赤絵の極致 宮本屋窯と飯田屋八郎右衛門」で監修を務めた。

 中国を中心に海外の焼き物の歴史を画像を使いながら紹介し、「赤絵が焼かれたのは、中国以外では日本とベトナムだけ」と解説。宮本屋窯について、「細密描写に徹し、陰りを帯びた生地を用いて落ち着いた印象を持たせた。器の文様としての完成度を保ち、世界にも類を見ない日本独自の赤絵ができた」と述べた。

 講演後に特別展を鑑賞した札幌市の主婦(55)は「細密描写がすごく、絵に愛嬌(あいきょう)があるのも面白いと思った。勉強になった」と喜んでいた。

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