苫小牧市を拠点に活動する高校生シンガー高見このはさん(16)は8月17、18両日、モンゴルの首都ウランバートルで開かれた日本文化を紹介するイベント「ジャパン フェスティバル イン モンゴル」に出演した。開会式で日本の出演者を代表して国歌を斉唱したほか、オリジナル曲の歌唱ステージを繰り広げた。初の海外で大役を果たしたこのはさんは「今後もいろいろな国で歌えるように頑張りたい」と話した。
日本とモンゴルの文化や人的交流を促進するためNGOや両国の企業、人材教育機関などが主催するイベントで4回目。音楽やアニメ、コスプレなどのポップカルチャーをはじめ、食や伝統文化、企業製品などに触れられるステージやブースが展開され、2日間で2万5000人を超える来場者が詰め掛けた。
このはさんは昨年、ハードロックバンド「BLIZARD(ブリザード)」の元ボーカル下村成二郎さんのプロデュースで「ただいまっ」をリリースしたほか、カラオケの点数で競うテレビ番組のチーム対抗戦で優勝。幅広い活躍が主催者側の目に留まり、ゲスト出演が決まったという。
17日の開会式では日本の合唱団と共に登壇し、ステージに映し出された国旗を背に和服姿で堂々と「君が代」を歌い上げた。「日本代表としてミスは許されないというプレッシャーを感じたけど、うまくできてほっとした」と振り返る。
2日間で4ステージをこなし、オリジナル曲をはじめ「アイドル」や「残酷な天使のテーゼ」など日本のヒット曲も披露。現地のシンガーとの共演や、ステージを降りてからも写真撮影に応じるなどし、モンゴルの人々との交流を楽しんだという。
初めて海外イベントを経験したこのはさんは「人と人は言葉が通じなくても気持ちが伝われば、すぐに仲良くなれることを知った」と語る。心を伝える上で音楽が果たす力が大きいことも実感し、「モンゴルで学んだことを生かし、これからもいろいろな国でライブをしてみたい」と意気込んでいる。



















