食べ物や飲み物が気管に入ってしまう誤嚥(ごえん)を防ぐ方法を学ぶ講座(苫小牧市主催)が29日、市民活動センターで開かれた。体験をふんだんに盛り込んだ講座内容で、参加者はお茶やサケのほぐし身などを口にしながら舌、喉の筋力の働きや日ごろのトレーニングの大切さを実感した。
市の介護予防講座の一環で、65歳以上の市民23人が受講。苫小牧地域訪問看護ステーションの言語聴覚士で、誤嚥ケアインストラクターとしても活動する森田志保さんが講師を務めた。
誤嚥は日本人の死因上位の肺炎の原因になるケースが多く、40歳を超えると多くの人が誤嚥しやすくなると指摘。「元気に喉を鍛え、何歳になってもおいしく食べられるようにしよう」と呼び掛けた。
参加者は背中を丸め顎を突き出した姿勢や、口を開けたままの状態でお茶を飲み、高齢、病気などでスムーズに飲み込むことが難しくなった状況を疑似体験。誤嚥リスク軽減へ、お茶にとろみを付けて飲んだり、ゲル化剤でまとめたサケのほぐし身を食べたりする方法を学んだ。
このほか、ストローを使って口や喉を鍛える方法も伝えられ、受講者は熱心に取り組んでいた。
















