苫小牧市と北海道宅地建物取引業協会苫小牧支部(渡邊武志支部長)は30日、企業進出促進に関する協定を締結した。千歳市で工場を建設中の次世代半導体製造ラピダス(東京)や、ソフトバンク(同)の国内最大級データセンターの苫小牧進出により、今後想定される関連産業の集積に備える狙い。両者が連携して情報共有体制を構築し、企業ニーズに対してスムーズな物件情報の提供につなげる。
市が企業進出に関する協定を結ぶのは初めて。市内に新規立地や拠点拡充を考えている企業に対し、市が仲介役となって同支部とつなげ、住環境に関する交渉をスムーズに進める狙い。同支部は東胆振・日高管内133社が加盟する知見やノウハウを生かし、土地や物件の照会だけではなく、まちづくりの観点からも住環境を提案する。市役所で協定の締結式を行い、岩倉博文市長と渡邊支部長が協定書を交わした。
岩倉市長は「次世代産業進出などの好機をしっかりと捉え、情報収集、企業誘致を行っている」と前置きし「オフィスや住環境など協会が有する情報、知見を生かすことで地域産業発展の一助となれば、今回の協定は非常に意義深いものになる」と期待。渡邊支部長は「住宅や賃貸、企業立地など、協会のさまざまな業種が持つ力を最大限生かし、地域の発展に寄与できたら」と意欲を見せた。
















