道主催の地震を想定した安全行動訓練「北海道シェイクアウト」が6日、道内の官公庁や事業所、教育機関などで一斉に行われ、苫小牧市民も防災意識を高めた。
2008年に米国で始まったシェイクアウトは、地震発生時に自らの身を守る動きを確かめる訓練。参加者には地震から1分間、▽姿勢は低く▽頭を守る▽動かない―の三つの行動が求められる。
道は12年から毎年続け、今年は胆振東部地震の教訓を伝える目的で9月6日に設定。道危機対策課によると、苫小牧市内からは45団体、計4975人が参加した。
市役所本庁舎では午前10時、定例市議会開会中の11階を除き、訓練開始の庁内放送を合図に多くの職員が机の下に潜ったり、両手で頭を守る姿勢を取ったりした。
市危機管理室は「繰り返し訓練することで、災害時の適切な行動につながる」と述べた。
双葉町の苫小牧藤幼稚園でも園児計64人が参加。地震を伝える放送が流れると、ホールで遊んでいた園児たちは教諭らの指示で素早く頭を手で押さえ、じっと身をかがめていた。
各教室に戻った後、シェイクアウトのポイントをおさらい。年長児の村咲茉ちゃん(6)は「前にもやったことがあったから、先生の話を聞いて早く動けた」と振り返った。
寺師友美園長は「毎月、想定を変えて防災訓練を実施。身を守る方法を教えながら園の対応も確認し、災害に備えている」と語った。
















