安平町とあびら観光協会は7、8両日、道の駅あびらD51(デゴイチ)ステーションで、日本遺産に選定されている「炭鉄港」の記念イベントを開いた。炭鉄港を構成する自治体の銘菓や加工品を販売する物産フェアのほか、追分地区の鉄道の歴史を紹介するツアー、石炭の重さ当てクイズも行い、鉄道ファンらでにぎわった。
炭鉄港は、北海道の産業革命に寄与した空知の石炭、室蘭の鉄鋼、小樽の港湾と、これらをつなぐ鉄道。同駅では年1回、イベントを開催している。
物産フェアでは、赤平市、美唄市、室蘭市など炭鉄港ゆかりの自治体で販売されている冷凍ホルモンやカレーラーメン、石炭まんじゅうを取りそろえて販売。来場者が興味を持って手に取る光景が広がった。
北広島市から家族4人で訪れた小学6年のスピアーズ・アランさん(12)は「鉄道が好きなので、石炭の重さ当てクイズに挑戦して楽しかった」と話した。

















