苫小牧市の光洋町町内会(大井正美会長)は6日、津波災害を想定した避難訓練を指定緊急避難所の光洋中学校で行った。訓練後には、同校の1~3年生337人が地域住民と一緒に市の出前講座に耳を傾け、防災意識を高めた。
この日、午前11時に防災行政無線を通じ、町内のスピーカーから避難訓練開始がアナウンスされると数分後には続々と住民が同校体育館に到着。受付で役員が名前や住所、避難の所要時間も確認した。
同じ敷地内では、同校も独自に地震発生を想定した避難訓練を実施。生徒たちはいったんグラウンドに集まった後、津波を避ける行動として校舎3階まで一斉に階段を駆け上がった。
この後行われた合同の出前講座では、参加者全員に市が今春全面改訂した防災ハンドブックを配ったが、多くが「見たことがない」と回答。市職員が「家庭で防災について話し合うのに使って」と呼び掛けた。
同校近くに住む村上憲一さん(77)は「訓練のおかげで、体育館に初めて入ることができた。家から学校までは(徒歩で)5分ほどかかることも確認できた」と話した。
















