苫小牧市立中央図書館は7日、絵本作家かしわらあきおさんによるイベント「ワクワクなしかけ絵本をつくろう!」を館内で開催した。市内の小学生29人が参加し、人気絵本作家の手ほどきで個性あふれる絵本を完成させた。
かしわらさんは兵庫県出身で、幼児向け絵本「しましまぐるぐる」などの作品で知られる。
イベントは、人気作家との交流で絵本に親しみを持ってもらおうと企画した。かしわらさんは子どもたちに、画用紙を多角形や丸など好きな形に切り、切り終えたらすべて箱の中に入れ、ランダムに取り出すように伝えた。それぞれが丸や波の形などを取り出すと、「出てきた形で何ができるか考えてみよう」と呼び掛けた。
思い掛けない提案に子どもたちは困惑した表情を浮かべたが、すぐにアイデアが浮かんだようで、取り出した紙に顔やうろこを描き入れ、魚やお化けなどに変身させた。摘まむと渦巻きが現れたり、ドアを開けるとお化けが出てきたりするからくりの要素を取り入れる子も。同館が用意した表紙やページが無地の本に貼り付け、物語を書き入れて独創的な仕掛け絵本を仕上げた。
かしわらさんは「予想外の形に対して、悩んだり、考えたりすることで想像力を鍛えられたと思う。どの絵本もオリジナリティーに満ちていて面白かった」と語った。
お化けを主人公にした絵本を手掛けた安平追分小学校1年の石井心眞さん(7)は「目がくりくりした、かわいいお化けにした。持ち帰ってお友達に見せたい」とほほ笑んだ。
















