北海道栄高校(白老町緑丘)を北洋大学(苫小牧市錦西町)内に移転する方針を表明した、学校法人京都育英館(京都市)の松尾英孝理事長は18日、苫小牧市役所で岩倉博文市長と面会した。松尾理事長が移転計画の概要を説明した一方、市は同法人と白老町の協議を見守る方針を示した。
面会は非公開で行い、法人側は松尾理事長や同大の奥村訓代学長、道栄高の木村匡宏校長ら5人、市側は岩倉市長や木村淳副市長ら5人が参加した。
市や同法人によると、松尾理事長が移転計画の概要を説明し、運営する両校を軸とした「文教地域」を市内西部に築く構想も示した。市は同法人と白老町との協議による円満な解決や、市内の他私立高校への説明などを求めたという。
松尾理事長は面会後、苫小牧民報の取材に「市長には(道栄高の経営移管当初の)2016、17年から何度も説明してきたので理解してもらっている。今後は高校と法人で連携しながら、各関係者に誠意をもって対応する」と強調した。
面会に同席した市の町田雅人総合政策部長は「正式に聞いたのは今日が初めてで、これから何ができるかを考える」と前置きしつつ「まずは白老町との関係や課題をクリアしてもらいたい」と訴えた。
また、北洋大の前身となる苫小牧駒沢大の開学時、4年制大学を誘致する市民の悲願を達成するため、市が土地を無償で譲渡・貸与した背景に改めて触れ「今後法人と協議して市民に共感してもらえる形を取りたい」と述べた。
















