ASC、道サッカーリーグ残留決める 旭蹴会に2-0勝利

ASC、道サッカーリーグ残留決める
旭蹴会に2-0勝利
〔ASC―旭蹴会〕後半開始早々、先制ゴールしたASC西塚(31)(左から2人目)に駆け寄るイレブン=22日、浜厚真野原公園

 第47回北海道サッカーリーグ第13節は22日、各地で4試合が行われた。ASC北海道(苫小牧地区)はホームの浜厚真野原公園で旭蹴会を2―0(0―0、2―0)で下した。5位となって通算勝ち点13とし、最終節を残して7位につける北蹴会岩見沢と勝ち点4の差をつけてリーグ残留を決めた。
 ASCは0―0で迎えた後半2分すぎ、フリーキックからのゴール前混戦で西塚が押し込み、先制。ロスタイムには高本のセンタリングを拾った小田が駄目押しのゴールを奪い、押し切った。
 ▽第13節
ASC北海道(勝点13)2―0旭蹴会(勝点5)、ノルブリッツ北海道(勝点18)1―1BTOP北海道(勝点28)、CANALE小樽(勝点13)4―0北蹴会岩見沢(勝点9)、北海道十勝スカイアース(勝点39)4―0札大GP(勝点21)

-試合後に笑顔はじける
 ASC北海道が今季昇格したリーグでの6位以上確保で残留を決めた。試合後の選手やスタッフに笑顔がはじけた。永澤監督は「チームが同じ方向を向けたのが勝因」と語った。今季は試合の立ち上がりに失点する傾向が課題だった。「しっかり守ること。ボールを奪ってからの動きでは、ターゲットを何にするのか確認し合えた」と言う。ここにきて攻守の各局面で破たんが少ない理想的な試合運びを実現した。
 FWの5年目、24歳の西塚龍雅は貴重な先制点が今季初ゴールを挙げ、「たまたま前に転がってきたボールを押し込めた。勝ててよかった。点は取りたかった」と声を弾ませた。29日の最終節は札幌で札大GPと戦う。「終わりを締めて来季につなげる試合をしたい」
 ◇第22回道南ブロックサッカーリーグ(22日、浜厚真野原公園など)
 ▽第10節
日本製鉄室蘭(勝点21)2―2函館市役所(勝点17)、VAINFC伊達(勝点15)3―1苫小牧市役所(勝点13)、トヨタ自動車北海道サッカー部(勝点21)3―0=不戦勝=シンドウDENKI(勝点0)
 ▽順位 (1)日本製鉄室蘭(2)トヨタ自動車北海道サッカー部(3)函館市役所(4)VAINFC伊達(5)苫小牧市役所(6)シンドウDENKI

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