給食カレーにホタテ 漁業団体らが無償提供

給食カレーにホタテ 漁業団体らが無償提供
ホタテカレーを頬張る児童

 苫小牧市東部の小中学校と義務教育学校計12校の給食に20日、オホーツク産のホタテを使ったホタテカレー約4200食が提供された。市内で漁業に関わる3団体(ぷらっとみなと市場、マルトマ苫小牧卸売、苫小牧漁業協同組合)が市に無償提供し、安心安全なホタテをPRした。

 明野小学校(田中雅子校長)の4年1組(22人)の教室では、配膳されると児童から歓声が上がった。直径約3センチの貝柱がふんだんに使われており、子どもたちは大きな口を開け、食べ応えのあるホタテを頬張った。中川日向子さん(9)は「とても軟らかく、うまみがルーに溶け込んでいる」と舌鼓を打った。

 ぷらっとみなと市場を運営する商業協同組合苫小牧港市場の苫米地亮介代表理事(48)は「ホタテがゴロゴロ入っているので、子どもたちも喜んでくれたのでは。また機会があれば地域に貢献したい」と話した。

 3団体は、東京電力福島第1原発の処理水の海洋放出問題で輸出量が激減するホタテの販路拡大のため、公益財団法人水産物安定供給推進機構(東京)の補助金を受け、冷凍ホタテ貝柱750キロを購入。子どもたちに味わってもらうほか、物価高の影響を受ける学校給食の手助けにもつながった。市内中部と西部の学校には30日に提供される。

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