白老町石山の萩野自動車学校(髙野末保校長)は25、26両日、北海道栄高校(木村匡宏校長)の3年生140人を迎えてプレドライバーズセミナーを同校で開いた。教習車のハンドルを握って教習所内を走る場などを設け、生徒たちは車の危険性と安全運転の大切さを実感した。
自動車学校の講師の運転で急ブレーキなどから身を守るシートベルトの働きや、スピードに任せてカーブを曲がった際に車両に働く力を体感した。その後、実際にハンドルを握り、アクセルやブレーキはゆっくり踏み込むことやスピードを落としてカーブを曲がる大切さを体験から学んだ。安全運転に関する講義にも参加した。
町日の出町の鈴木一翔さん(17)は「これから車の免許を取る予定なので、いい経験になった。初めての運転では急発進しないようにアクセルをゆっくり踏んだり、ブレーキを加減したりするのが難しかった」と話していた。
同自動車学校は、運転の基礎知識を早期に身に付け、安全運転につなげてほしいと、免許取得前の高校生を対象に毎年セミナーを開いている。

















