全てを出し切れた 開選手に市郷土貢献者特別表彰 パリ五輪スケートボード銀メダル

全てを出し切れた 開選手に市郷土貢献者特別表彰 パリ五輪スケートボード銀メダル
苫小牧に凱旋(がいせん)し、銀メダルを披露する開選手(左から4人目)

 8月のパリ五輪スケートボード女子パークで2大会連続で銀メダルを獲得した苫小牧市在住の開心那選手(16)=WHYDAH GROUP=の市郷土貢献者特別表彰セレモニーが26日、市役所で行われた。開選手は「皆さんの応援のおかげで自信を持って臨み、結果を残すことができた」と感謝の言葉を述べ、2028年ロス五輪での金メダル獲得を誓った。

 市役所1階ロビーで市職員や来庁者らが囲むように見守る中、開選手は大きな拍手に包まれながら入場。岩倉博文市長が開選手に特別表彰状を手渡した他、花束や記念品のとまチョップの縫いぐるみ、開選手の好物というラーメン店「味の大王」のカレーラーメンや食事券などが贈呈され、開選手がメダルのお披露目も行った。

 開選手は「一番の目標だった『自分の全てを出し切る』ことをできての銀メダルなのでうれしい」と笑顔で報告。パリ五輪後のイベントで右足首を骨折し、現在は休養期間として治療に専念しているが、年明けの大会に復帰の照準を合わせているといい、「復活できるようにリハビリを頑張りたい」と意欲を示した。

 同表彰は、文化やスポーツなどの分野で優秀な成績を残すなどし、郷土に貢献した人の功績をたたえる制度で、開選手は21年以来2度目の受賞。岩倉市長は「2大会連続でメダルを取るのは並大抵の努力ではないと思う」と健闘をたたえ、「次の目標に向かってさらなる努力をしてほしい」とエール。市スポーツ協会特別賞の表彰も合わせて行われた。

 開選手は、パリ五輪で予選を1位で通過し、決勝では3位で迎えた最終ランで、板を傾けて前輪でコースの縁を滑る「ノーズグラインド」、空中でボードを1回転させてつかむ大技「キックフリップインディー」などを完璧に成功させ、92・63をマークする圧巻のパフォーマンス。21年の東京大会に続く2大会連続の銀メダルに輝き、日本中を沸かせた。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る