7年ぶり、全国舞台へ 髙橋学(苫小牧地区弓道連盟) 弓道 国民スポーツ大会

7年ぶり、全国舞台へ
髙橋学(苫小牧地区弓道連盟)
弓道 国民スポーツ大会
真剣な表情で練習に打ち込む髙橋

 苫小牧地区弓道連盟に所属する髙橋学(49)が来月5日から8日、佐賀県多久市で行われる国内最大のスポーツの祭典、国民スポーツ大会(旧・国民体育大会)の弓道競技に初出場する。髙橋は「自分の射がしっかりできるよう、落ち着いて臨みたい」と練習に打ち込んでいる。

 髙橋(同連盟副会長、段位=錬士六段)は高校時代に弓道を始め、現在まで苫小牧市スポーツ協会で勤務する傍ら競技を続けてきた。今年はスケジュールが仕事とも兼ね合うことなどから、7年ぶりのエントリーを決意。6月の南部地区大会を経て、北海道選考会に出場、道代表選手に選出された。

 「体調が万全ではない中、出場権を獲得できた」と予選を振り返る。目前に迫った本戦に向け、仕事の合間を縫いながら市内で練習ができない日は、札幌市や三笠市など市外に出向いて練習を重ねる。日ごろから平常心を保って弓を射ることができるよう意識して取り組み、今月15日、休日を利用して出場した函館新聞社杯(函館市)では優勝を果たすなど、射の精度も高まっている。

 大会成年男子には、全国の予選を勝ち抜いた24都道府県72人の強豪たちが集結する。髙橋は「予選を突破し、入賞を目指したい」と意気込みを語った。

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