今回も苫小牧会議所職員の紹介をしたいと思います。「会計小町」と呼ばれる３１歳の女性です。

　経理会計において処理が正確であることはもちろん、スピードが速い。また秘書業務において気づくのが早く、すぐに対応できるマルチタイプの才女です。この正確さと速さで、会計小町と呼ばれています。

　今年、そんな彼女が新たな挑戦を始めることになりました。６部会の一つを取り仕切る役割が追加されたのです。とにかく正面からぶつかり、常に前向きな姿勢に好感が持てるのですが、経理業務と秘書業務に、部会運営の業務も加わりました。新たな挑戦の機会によって、一気に業務が増えることになりました。不安は大きかったに違いありません。それでも、自分が成長できるチャンスと捉え、懸命に努力しています。

　部会のメンバーは、部会長を筆頭に、苫小牧市の経済をけん引する社長の皆さまです。情報提供、発信、視察企画、そして行政機関への要望事項のまとめなど、さまざまな調整能力や運営能力を必要とし、商工会議所の基幹部分を担う重要な業務です。

　それをひるむどころか、自分から積極的に立ち向かっている姿には感動すら覚えます。何より明るい性格が良いところだと思います。近い将来、必要な力をすべて手に入れ、そうそうたるメンバーを相手に活躍していることでしょう。

（苫小牧商工会議所専務理事）