地域活動の充実に意欲  創立記念祝賀会 追分本町町内会 安平

地域活動の充実に意欲  創立記念祝賀会 追分本町町内会  安平
記念祝賀会で交流を深める出席者たち

 安平町の追分第二町内会と追分第三町内会が合併して4月に発足した追分本町町内会(真保立至会長)は28日、町追分本町のホテルわたなべで創立記念祝賀会を開いた。2006年の旧追分町と旧早来町の合併後、新たに誕生した町内会の発展を祈願し、出席した会員や来賓30人が交流を深めた。

 同町内会によると、追分地区の町内会加入率は80~100%近い水準だが、近年高齢化が進み、加入戸数や活動できる会員が減少。第二町内会(32戸)と第三町内会(43戸)の役員が昨年から協議を続け、町の自治会として初めて合併による町内会が4月に誕生した。会員数は75戸となる。

 この日は、真保会長のあいさつと及川秀一郎町長の祝辞の後、全員で祝杯を挙げ、地域活動の充実に向け決意を新たにした。出席者は同じ町内会員として歓談しながら交流し、記念写真を撮影した。

 合併に伴い町内会費や補助金も増え、今年度は災害時の訓練や日帰り温泉旅行の実施を計画している。会員数が増えたことで、行事の開催計画も組みやすくなったという。祝賀会の記念品にはライト付き携帯ラジオを配布し、住民の生活環境の向上にも貢献できるようになった。

 真保会長は「会員数が増えて、良い状態となった。今後もいろいろな事業を展開して、追分地区を盛り上げていきたい」と意気込んだ。

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