更生保護施設への食事支援などに取り組む札幌更生保護女性連盟(栗生良子会長)は26日、Eブロック(日胆地域)の2024年度研修会を白老町中央公民館で開いた。約170人が出席し、栗生会長は「元気で仲良く、明るく温かい思いやりの心を持って活動を」とあいさつした。
式典では、活動に3年以上参加している会員8人を表彰。仙台藩白老元陣屋資料館の武永真館長の講演「幕末~維新『北に生きる防人たちの歴史』」も行われ、参加者は北海道遺産に選定された白老仙台藩陣屋跡に理解を深めた。
会場で白老アイヌ協会の会員9人によるムックリ(口琴)演奏やイヨマンテリムセ(熊の霊送りの踊り)などの古式舞踊も披露され、大きな拍手が送られた。
同連盟は5ブロック36地区で構成。社会を明るくする運動や子育て支援、青少年の健全育成などの活動をしている。Eブロックの研修会は胆振、日高の7地区が毎年持ち回りで開き、白老町での開催は10年ぶり。
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