苫小牧市内の小中学生を対象とした「合唱ジュニアミュージッククリニック」が9月28日、市文化交流センターで開かれた。市民サークルや中学校合唱部で活動する30人が参加。プロの声楽家の手ほどきを受け、表現力を磨いた。
市教育委員会などでつくる、苫小牧音楽祭実行委員会の主催。青少年ミュージックキャンプに代わる事業として3年前から実施している。昨年に続き、洗足学園音楽大学(川崎市)で声楽を指導する金井隆子さん=苫小牧市出身=、辻志郎さんを講師に迎えた。
午前中はヴィータ・エテルナ・コーロ、SSC苫小牧少年少女合唱団、青翔中とウトナイ中の合唱部が今月5日の市民合唱祭で披露する課題曲「大切なもの」を練習。講師2人から歌う姿勢や発声方法などを学び、午後からは中学2校が別室で指導を受けた。
青翔中合唱部はこれまでも練習してきた合唱曲「春に」のレッスンで、金井さんから「消極的にならず声を出して」などと助言を受けた。レッスン開始から30分程度で、高音の響きや声量が格段にアップし、部員たちの表情にも自信が宿っていた。
金井さんは「故郷の子どもたちに、世界で活躍してほしい気持ちがある。曲想をつかみ、持ち味を発揮できるような指導を心掛けた」と笑顔。ウトナイ中2年の梅田結菜さん(14)は「普段の練習では思いつかない体の使い方や声の響かせ方を学べた」とうれしそうだった。
















