尊厳を重視する社会目指して 池田弁護士が記念講演 男女平等参画都市宣言11周年

尊厳を重視する社会目指して 池田弁護士が記念講演 男女平等参画都市宣言11周年
憲法の意義について学ぶ来場者

 苫小牧市の男女平等参画都市宣言11周年の記念講演会が17日、市民会館で開かれた。札幌市の弁護士池田賢太さん(40)が日本国憲法の基本原理である国民主権、基本的人権の尊重、平和主義について解説。世代や性別を超え人権を尊重するとうたった市の宣言を「非常に画期的な内容」と評価し、「人々の尊厳を保つため、さらに取り組みを進めてほしい」と呼び掛けた。

 市民らでつくる「平和を求める100人会」の主催。男女平等(人権)参画を推進する市民・全国ネットワーク苫小牧支部が共催。池田さんは「激動の情勢のなか 平和な未来を子どもたちにつなぐため」と題して講演し、約70人が耳を傾けた。

 池田さんはパワハラやセクハラ、DVなど社会に暴力が根強く残っていることに対し、「家父長制や性別に対する役割分業論などが社会構造として暴力を生んでいる」と指摘し、「平和とは暴力がない状態のこと。一人一人の尊厳を重視する社会を目指すことが非常に重要」と強調した。

 また、「すべて国民は個人として尊重される」とした憲法13条に触れ、「すべての人は平等で、自分も相手も尊重すべき存在であることが定められている」と述べた。

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