内外情勢調査会苫小牧支部(宮本知治支部長)の11月懇談会が22日、市内のホテルで開かれ、ロールシャッハ・アドバイザリー(東京)の代表取締役ジョセフ・クラフト氏が「日本を取り巻く世界経済・安全保障情勢~今後の動向を読み解く~」と題し講演した。米大統領選でのトランプ氏の勝因について「経済(インフレ)とラテン系男性票の取り込み。トランプにイエスというより、バイデンとハリスにノーを突き付けた」と分析した。
緊迫する中東情勢では「イスラエルのネタニヤフ首相にとってイランを攻撃する千載一遇のチャンス。第5次中東戦争に発展しかねない」とする一方で、「トランプ氏を無視はできず、来年1月までに軍事行動をやめて沈静化する」と持論を述べた。
クラフト氏はイランを巻き込み戦争が長引けばホルムズ海峡が閉鎖されるとし、「最も被害を受けるのは中東原油への依存度が高い日本。とりわけLNG(液化天然ガス)の供給が止まれば計画停電のリスクが高まる」と指摘した。
1964年神奈川県出身。カリフォルニア大学バークレー校卒業。モルガン・スタンレー本社、バンク・オブ・アメリカ東京支店などを経て現職。
















